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2007-10-27

乳製品が値上げ

8月だったかな?乳製品が値上げした。バター、牛乳、チーズなどが値上がりした。その当時は、牛乳(長く保存できるもの)、バターなどの買占めがあった。スーパーに勤めているカルメンが、「バターはもうないわよ」と言っていた。かなり前ではあるけど、実感したのは最近。いつも買っているチーズは最近値上がりした感じだし、白カビチーズは今のところ同じ値段。牛乳は・・・・ダンナが途中で飲んだり飲まなくなったりするのと、私は牛乳を飲まないので、あまり買わない。バターもあまり使わない。パンの時はマーガリン。しかもダンナしか使わない。私は冷たいバターとかマーガリンが嫌いなので、使わない。みんな、「えーそんな乾いたパンを食べて・・・」とか、「ダイエットしてるの?」とかよく言われた。焼いてないパンにバターを塗って、その上にジャムをつけたりして食べるのは想像を絶する。マーガリンは不味いと思うんだけど、ダンナは「バターは美味しいけど、冷蔵庫から出して常温に戻して使うのがめんどくさい」という。私も常温に戻しては冷蔵庫でまた固めて、また柔らかくして、ということを繰り返していると、あまり美味しくないんじゃないだろうか、劣化しないかな、と思うんだけど。この辺で売っているバターは125㌘。これを消費するのはかなり時間がかかるというか、消費期限内に使いきる自信がない。

値上げを実感したのは、コーヒー用のミルクが値上げした時。私はコーヒーはブラックで飲むんだけど、ダンナはじゃぶじゃぶ使う。「それはもうコーヒーとはいわない」というくらい。そういえば、ダンナのお母さんもミルクたっぷりのコーヒーを好むなぁ・・・。今までは37セントぐらいで買えてたのに、10月ぐらいから48セントに(脂肪分4%の場合)。あと、夜勤明けにダンナが買ってくるチーズパンが値上げした。パン屋が「チーズの値段がまた上がってねぇ。1回目は値上げしなかったけど、今回はちょっときつくなった」というようなことを言ってたらしい。いつもダンナは6つ買ってくるんだけど、「じゃぁ、次からは4つにするよ」と店主に冗談を言ったらしい。でもたいした値上がりじゃないらしく、いつものように6つ買ってきている。小さいパンをドイツではBrotchenという(ちなみに大きな塊は、Brotという)。このBrotchenは「次の日には硬くなって不味くなるんだよ」とダンナがいうので、うちではあまり買わない。不味くなるならそんなにいっぺんに買わなきゃいいのにと思うんだけど、毎朝パン屋に寄るのがめんどくさいらしい。次の日残ったパンは、さらに放置して、パン粉にして冷凍する。使い道があるからいいんだけどね。そういや、来年の1月から電気料金がまた値上げするらしい。最近値上げの話ししか聞かないなぁ・・・・。

2007-10-22

Kneipp

兄嫁が、「ドイツといえばクナイプだよね・・・・って、これしか思い浮かばない」と言っていたので、去年の里帰りの時にクナイプの入浴剤をお土産にした。以前はデカイ容器に入ったバスソルトを見かけたんだけど、最近はあまり見かけなくなった。でも義姉の好みがよく分からないからなぁ、と思っていたとこに、5種類の入浴剤が2ずつの入っているセットを発見した。クナイプ版バブっていう感じ。未体験の香りを楽しめるといって喜んでくれたてよかった。本場ドイツのクナイプおじさんをじっと見て一言、「ドイツのはなんか人相が悪くない?」と言って、日本で買ったというクナイプを持って来てくれた。・・・・日本のはマイルドなおじさんだった。彼女はかなりクナイプ好きらしく、友達の家に泊まりに行った時、ビニール袋に入れて持っていったほど。



極悪人風ドイツのクナイプおじさん。実は神父。今の教皇ヴェネディクト16世も人相が極悪チック。なんでだろう・・・・。


クナイプにはあまり関心がなかったんだけど、義姉が好きだと知って、ドラッグストアーのクナイプコーナーを見るようになった。ここ数年は顆粒状のものより、オイルのもをよく見かける。よく読むとそれぞれの効能が書いてある。どんなものか試しにいくつか買ってみよう。ということで、これからの季節、風邪を引くだろうからと風邪ひき用を選んだ。しかも偶然半額セールになっていたので、購買意欲がますます高まった。あと、野バラ&ラベンダーを・・・新製品というのに惹かれた。これだけではなんなので、奥の方をうろちょろしていると、お試しサイズのものを発見した。普通サイズは100mℓなんだけど、お試しは20mℓで、だいたい1、2回分。これはいいかも。普通サイズのものより種類があまり無いのが残念。でも、他のドラッグストアーに行ってみれば、お試しサイズの種類も増えるかも。



風邪は引いていないけど、風邪用のをさっそく使ってみる。緑の液体で、昔薬風呂に入れられてたこと思い出した。香りはヴィックスヴェポラップ風。鼻詰まり、咳、気管支炎に効く感じ。よく読んでみると、そんな効能書きだった。ダンナ曰く「プルムティン使った?」



鼻づまりのときにお世話になっているプルムティン。ドイツでは定番?



他には、オレンジ、シナモン、グローブなどがミックスされた冬季限定のもので、ちょっと甘い香りがする。あと定番ぽいローズマリー。入浴剤ではないけど、ブドウの種からできたマッサージオイル。肌がばりばりに乾燥するこれからの季節にはいいかも。香りもそれほどきつくなく、長く続けられそう。


ドイツではこの季節になるとバスオイル、泡風呂の素(?)などをよく見かける。クナイプのバスオイルはそれほど泡の量が多くないので、これはいいなぁと思った。泡風呂の素は新製品の季節。冬季限定のもが売り出される。それはそれで楽しみ。身体を温めるというよりは、肌の乾燥を考えた製品がメインで、うっかりすると粉をふくくらいの感想肌の私にはうれしい。

2007-10-19

たこ焼き山本

ダンナはCMが嫌い。CMになるとリモコンでカチカチチャンネルを変える。ドイツのCMは5分くらい。そのうちの1分くらいは番組の案内とか。中継ものの場合には、確かに興ざめしてしまうけど、中には面白いCMもあるんだけどね。この間いつものようにチャンネルを変えていると、ほっぺたでたこ焼きを作っているアジア人を見かけた。急いでダンナにチャンネルを戻してもらったら、やっぱり日本人だった。バラエティー番組の紹介かと思ったら、今度フランクフルトでプレーすることになったサッカーの山本選手の紹介だった。たこ焼き部分は、日本での番組だったみたい。さっそく「あれは何?ここでもやって見せてよ」と言われてたけど、さすがにやらなかった。山本選手はバイエルンからお誘いがあったのだとか。でもその当時は、イギリスでサッカーをしたかったので断ったとのこと。司会者は、「一度はドイツを袖にしておいて・・・・」というのもあったんだろうか?通訳には日本人とのハーフの人がついてた。この人の名前が「Sacchio」と見えたんだけど、さすがにこれは見間違い?だろうけど、「Sachio」にしても最近聞きなれない古風な名前と思った。

最近ダンナは草サッカーチームからブンデスリーグにまで育て上げるゲームにはまっている。たまたま電気屋でゲームコーナーを見かけたら、かなりのリーズナブル価格だったので、即買いしたようだ。前々から興味はあったようだけど、「このゲームにこんなに払いたくない」と当時は言っていたんだけど、「ものすごく興味がある」わけではなかったんだろうな。ということで、ダンナはSachsen-Leipzigの監督としてコツコツチームを育て上げている。数週間やっていて、最近ようやくブンデスリーグにまでのし上がったようだ。ダンナチームのスカウトマンは日本の選手をよく見つけてくる。最初の頃は見向きもされなかったようだけど、現在「Joshuya」という若い選手をgetしたようだ。現在ゲームでは2011-12年あたり。「Joshuya」選手は実在するんだろか?もうストックが尽きて、適当に作ったのかな?「Sagamiya」とか出てくるかな・・・・・ダンナはマリのナショナルチームの監督に抜擢され、マリをワールドカップの優勝国にまでにした。あとはSachsen-Leipzigをドイツで一番のチームにすること。ダンナが不満に思っていることは、いつまで経ってもオリカーンが年間のベストプレーヤーで名が挙がること。「もう年取りすぎて使い物になんねーじゃん」と突っ込みを入れてる。ゲームは2006年版・・・・その当時の価値観とはいえ、もう歳だよね・・・・。



今さらだけど、これは、去年のワールドカップ開催期間中、近くのショッピングセンターに各国の代表選手を展示していたもの。日本は「NAKATA」選手。私は茶髪の「NAKATA」しか知らなかったので、適当な人を「NAKATA」に祭上げたんだと思っていた。「NAKATA」は2人いたのねw。

2007-10-17

背中が痛い

先週から右肩から背中にかけて痛い。特に横になると痛みが強くなるので、夜寝るのがつらい。悪い姿勢でパソコンの前に座っているせいだろうか?学生の頃、モデルのバイトをしたことがある。芸術学部を目指す高校生の予備校みたいなところ。空手教室の師範代が経営してて、「暇ならやらない?」というノリだった。15分くらいだったかな?お立ち台の上でじっと座って、5分休憩。これを1週間ぐらい。気を遣ってくれて、肩をマッサージしてくれたんだけど、この時、かなりの肩凝りさんということが発覚。「日頃から肩の血行をよくすることを気にかけなさい。肩を上下に上げ下げするだけでも違うから」と。でも、痛くならなきゃ思い出さないので、いつも苦しむ・・・・。ドイツにはサロンシップ(これ商品名だっけ?)のようなのが見当たらない。ダンナも塗り薬しか知らないみたいだ。この数日、シップのありがたみを知った・・・・。塗り薬だと、Tシャツにベッタリついてしまって、さらに肌とこすれて、薬が垢みたいにボロボロTシャツにくっついて、自分が垢まみれみたいでちょっとヤダ。ダンナは「この薬は効くから」と塗ってくれるんだけど・・・・。日本に帰ったら、歳も歳なので、今度シップをたぷり買ってこよ。

*まゆみちゃん*
久しぶり。なんだかんだあったけど、免許の書き換えできてよかったよ。ガッコ通うのはめんどくさいいしね。最近車の練習始めたよ。マニュアルで取っておいてよかった。AT限定だったら、免許の書き換えの時の障害になってたかもね、多分。
高速かぁ・・・・制限速度が100㌔というのが場所によってあるらしけど、この辺は制限してるところが少ないのか、みんな好き放題飛ばしてるなぁ。100㌔以上出してても、みんなウィンカーピコピコ出して追い抜いてくよ。高速使う時はトーマスに運転してもらうよ・・・・。

2007-10-07

EUの運転免許証get 4

免許センターに行った2日後、担当の職員から手紙をもらう。大雑把にいうと「精査した結果、住民登録をしてから3年以上経っているので、自動車ガッコに通って試験受けて下さい」という感じ。「ね。やっぱりそうでしょ?つか、2回も役所に通ったんだから、そん時に気づけよ。手数料払わせる前に言えっつうの」とダンナに八つ当たりする。
ダンナ「・・・・今度Bürgerbüroに行って記録を書き直してもらう」
私「そんなことできんの?やらないでしょ、ふつう」
ダンナ「だって、ここに連続して3年住んでるわけじゃないだろ。パス見てみろよ。そん時のビザだって切れてるだろ?それでもここに連続していたというんなら、その期間は違法滞在ってことになるだろ?だったら、入国できないだろ?」
うーん、考え方が違うなぁ・・・・。

Bürgerbüroとは、住民課のようなところ。ほぼ毎日開いている。曜日によっては午前中だけというのもあるけど、昼休みも誰かしらいて対応してくれるし、土曜日も午前中だけど開いている。対応してくれたのは住民票を取ってくれた人だった。ダンナが事情を話すと、職員の人は、「別に結婚してここに住み続けてるんだから、わざわざそんなことする必要ないんじゃないの?」。ダンナがさらに深い事情、免許の書き換えの話をすると、「・・・できないわけではありませんが・・・・・転出を届けなかった罰金として70ユーロいただくことになります」。ダンナは「教習代で1500ユーロ払うよりは安上がりだよ。しかも早いからね」という。職員の人も納得してた。ということで、私のパスポートを見ながら転出届を作ってくれたんだけど、ドイツを発った日付(ドイツでは出入国のハンコを押してくれないんだよね)が無かったので、職員の人が適当に日付を決め、結婚した年に転入したことにしてくれた。ほんとうなら、所轄の外国人局から何かしらの連絡がくるという。登録した外国人のビザが切れるとかそういうのが。ダンナはその外国人局にはあまりいい印象が無いので、「連中は何やってんだかわかんね」と呆れてた。私たちに同情してくれてか、住民票の料金7ユーロはまけてくれた。

その足で再び免許センターに。あまり待つことなく、10分程度で呼ばれた。ダンナが新しい住民票を差し出しすと、担当の人が、「パスポートの記載では1年弱の滞在になっていたから、ビザを発行した外国人局にも確認をして、住民票を発行したBürgerbüroにも確認したけど、特に転出届は出ていなかったようだし・・・・」という。ダンナは「転出届をヘタに出すと、彼女のここでの銀行の口座の維持が難しくなるから。市役所で罰金払ってきたよ」と、多分適当に嘘ついたんだと思う。他の職員の人が「教習代払うよりは安上がりだし、早いからね」と、ダンナと同じ意見。

「ガッコに通ってください」と通知しておきながら、私の免許が出来上がっているか見てくれたんだけど、それは私が転入して3年以上いないのを知っているから、提出する書類によっては免許が発行されるとい認識だったのか。それとも、ただ単に手数料先にもらっちゃったからなのか?「来週当たり免許証ができてるかどうか電話して」ということで、免許は発行されることに。最初に申請しに行ってから約3週間後に免許を取りに行くことができました。

2007-10-06

EUの運転免許証get 3

必要書類をそろえて再び免許センターに。今回担当した人は別の人だった。といっても、同じ部屋で隣り合わせで仕事しているので、支障はないか。この人も日本人がガッコに通う必要があるかどうか調べてたり、試験が必要の無い人の手数料はいくらになるのかを見たり。手数料の件がかなり気になっている様子で、他の職員を巻き込んで何度も確認していた。いくつか書類にサインして、どれが免許証にそのまま写されるかは識別できたんだけど、ドイツのボールペンは書きにくくて思ったようにきれいに書けなかった。マイボールペンを持ち歩くのはドイツでは重要だと思い知らされた。写真だけ引っかかった。「これでは小さすぎる」という。日本からもってきたので、バイトの履歴書に使ってた写真。ビザの申請の時はこれでいけたんだけどな。そいうことで、「近くのショッピングセンターに写真屋があるから、撮ってきて」

ドイツで証明写真は日本のとはちょっと違う。なんか斜に構えた感じで撮る。顔の凹凸を見せるためなのか。デジカメで左右2枚ずつ撮ってくれて、パソコンで「どれがいい?」と聞かれる。ダンナと写真屋がいいと思ったものにした。証明写真って人相悪く映るからあまり好きじゃない。免許センターに戻って写真を渡すと、「じゃぁ、3週間後に免許ができているか確認の電話してください」

帰り道、ダンナがドイツの交通ルールをちょっとずつ説明してくれた。後方にパトカーが見えた。何となくこういうときはお行儀よく運転しなくちゃなと思うだけど、パトカーを追い抜くBMW。しかも私たちも追い抜かす。「え?平気なの?」と、ダンナに聞くと「別に。ここは100㌔までOKだし。それ以下のスピードで走っていたパトカーが悪いんだよ」という。そう、ドイツは特に標識が無いところはでは100㌔OKらしい。住宅街は30㌔、村の中は50㌔と制限されている地域はある。ドイツで運転したら抜かされまくりだろうな・・・・。別に気にしないけど・・・・。

2007-10-04

EUの運転免許証get 2

ドイツのお役所を訪ねる時は、曜日と時間に注意しなければならない。日本のように毎日午後5時まで開いているわけじゃないから。しかも、昼休みが2時間というところもあるし。免許センターは月・金曜日が12時まで、火曜日が8時から12時、お昼休みの後、14時から18時、水曜日は1日中閉館、木曜日は火曜日より2時間短くて16時まで。他の特殊なお役所もこんな感じ。外国人局に行った時、16時の終業のベルが鳴ったら、各部屋から「カチッ」という鍵を締まる音がして、そっこーで職員が退庁してた。

ダンナの勤務時間の都合で、私たちが行けるのは火・木曜日。しかも車で30分かかる不便なところ。日本の銀行のように部署別に番号札があって、自分の番になったら部屋に入る。ドイツでは窓口での対応はしていない。職員は1部屋に2人くらい。こんなんで対応しきれるんだろうかと疑問に思ってしまう。一人につきたいてい2、30分はかかってるようだし。担当の人に「日本の免許証をドイツのに書き換えたいんですけど」というと、「日本は・・・・ガッコ通わなきゃならないかしら・・・・あ、それは免除されますね。アメリカの場合はガッコに通わなきゃならないんだけど」とマメ知識。「必要なものは、写真、住民票、パスポート、日本の免許証の翻訳、手数料35ユーロね。今度持って来てね」という。特に「3年以上住んでる人は・・・」ということは言われなかった。「な、そんなの嘘だったろ?」と強気なダンナ。

免許証の翻訳は結婚のときの書類をお願いしたところでしてもらった。木曜日に持って行って月曜日にはあがっていた。費用は70ユーロ。在独日本大使館だったらもっと格安にできたかも。住民票もその日のうちに取りにいこうと思ったら、月曜日は12時で閉まってた。ということで、火曜日の午後に住民票を取って免許センターに。

「免許センター」と書いているけど、ドイツ語では「Straßenverkehrsamt」という。「交通局」とでも訳すんだろうか?ここでは、車の登録・廃車、外国人の免許の書き換えなどをするところ。ドイツの免許は一生もので、更新とか必要ない。EU圏内だったら、この免許で運転できるという優れもの。ドイツの免許証は紙。それを何十年も持っていればくちゃくちゃになっちゃうのに、最近までこの方式だった。数年前からプラスチックのもに変わって、今までのものも新しいものに換えてくれるという。ダンナのはまだ紙の免許証なんだけど、「そのうちやるよ」といっていたけど、もう忘れてるのかな。この機会にやればいいのに。何度も通う羽目になったのだから・・・・。

2007-10-03

EUの運転免許証get 1

昨日めでたく運転免許証をgetした。9月のあたまぐらいに動き出して、1ヶ月ぐらいかかった。
ダンナが車を買い換えるのに伴って、免許証の書き換え問題が再浮上。今までも何度か言われてたんだけど、適当にあしらっていた。車を買い換えた時期がダンナの夏休みの時期で、その時ふと思いついたようだ。いつだったか、日本大使館の職員の方と書類の提出のことで電話をもらった時に、免許の事を聞いた。
職員「2005年に結婚されてるんですよね?だったら急いで書き換えてくださいね。住民登録をしてから3年以内にしないと、書き換えできませんから」
私「え?期限とかあるんですか?・・・・2003年に登録しっぱなしでした」
職員「じゃぁ、自動車学校通わないとダメですね。私もドイツで取り直しましたよ。ルールは似たようなものですから。難しくないですよ」
う~ん・・・・めんどくさい。ダンナにもこのとこを伝えると、「なんだよそれ。役所の連中はhatokoが何年何処に住んでるなんて興味ないよ。そんなの確かめようないじゃん。要は車運転できればいいんだから。免許センターに行ってたしかめよう」と、ダンナの俺様節炸裂。自分が納得できないことは、信じないので、しょうがないからほっとく。つうか、多分そのうち忘れるよ。

しかし、車を本格的に探し始めてから、「こんどhatokoの免許をEUのに書き換えるんだ」と、あちこちに吹聴しやがる。その度に「すんなりいかないかも。自動車学校通うハメになるかも・・・・」と、ちょっと不安気に私が付け加える。友人の奥さんが「あら、そんなの心配ないわよ。うちの村にいい自動車学校があるのよ。そこ私も通ったんだから、おすすめ」と、ご丁寧に助言が。

ドイツの自動車学校はほとんどが個人経営。普通の家に「自動車学校」という看板があるだけ。日本のように練習場が無い。車の動かし方を習ったら、教官とあちこち走り回る。即仮免状態らしい。教官が自宅前まで迎えに来て、運転席を交代する。私は友人の誘いで学生の頃、未公認の自動車学校に通ってた。仮免になると、担当の先生が迎えに来てくれて、そのまま自動車学校まで運転したりした。雰囲気が似てるかも。最低でも10時間は乗らなきゃ試験は受けられないとか。ペーパーも含めて「そろそろ受けてもいいんじゃないか」と教官が判断したら、公的機関から試験官がやってくるらしい。車王国ドイツならさぞ「一発屋」がたくさんいるだろうと思ったら、自動車学校には絶対通わなきゃいけないらしい。ダンナはちょっと変わってるので、教官とはさぞ揉めただろうなぁ、と思って聞いてみたら、「評判が大事な自動車学校でそんなことになるわけないじゃん。『あそこの教官とケンカした』とか噂になったら大変だし」、そう自動車学校はけっこう競争が厳しかったりする。

新しい車(中古なんだけど)も来たことで、免許書き換え熱が高まり、「今度の木曜日は免許センターに行く」とはりきるダンナ・・・・。