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2007-01-31

デンジャラスなライプチヒ・ハレ空港周辺

うちの最寄の空港。まだ作りかけという感じだけど、夜間の離発着ができるのはドイツ国内ではここだけらしいので、周辺はUPS、DHL、ポルシェ・BMW(確か・・・・)の工場などが進出して、空港の更なる成長を期待されている。ここの空港は高速道路や普通の道路が敷地内をにあったりして、道路が工事中なのか工事のための道路なのか、「この間まで一通じゃなかったじゃん」と何とも複雑。高速道路が敷地を分断しているため、飛行機専用の高架道が高速道路の上をまたいでいる。時々下の写真のような光景がお目にかかれる。これのせいで事故を起こす車が後を絶えないとか。先日も10台の玉突き事故で2人が亡くなっている。事故の原因は聞いてないけど、ダンナ曰く、「高架道を通る飛行機に見とれてたにちがいない」とのこと。この高速道路はミュンヘン、ベルリン、ハレ、ドレスデンへと向かっていて、交通量もそれなりに多い。しかもドイツの高速道路は時速120-140kmは普通なので、ちょっとしたよそ見が大きな事故となってしまう。確かに不思議な光景で、おもわず見とれてしまう。こんな高架道が2本あるという。かなりデンジャラスな地帯である。

Flughafen_Leipzig_Condor1.jpg


*まゆみちゃん*
ドイツ滞在時のいい思ひ出だね。もうちょっといい仕事を見つけていたら、あの壮大な計画は実行できたのにね。非英語圏でのワーホリは難しいね。トルコはオスマントルコ時代の栄華をいまだ引きずっているとのこと。さすがに悔しいだろうね。経済的にも負けてないのに先を越されてしまって。確かキプロス島はギリシャとトルコが領有してるのかな?それともギリシャだけ?ここにもトルコ人がたくさん住んでて、住民投票か何かでEUに加盟参加を決めたんだよね、ギリシャと一緒に。トルコ人も食い込んできているよ、徐々に。

2007-01-27

ブルガリア・ルーマニアもEUに

今さらだけど、今年の1月からブルガリアとルーマニアがEUの仲間入りに。どんどん東に拡大していくEU。でも各国の経済格差があまりにも大きいので、時期尚早とも言われている。ポルトガル、スペイン、イタリアはその当時でお荷物だった。最初のEU統一の時は各国のお金も一緒に統一したけど、次回の東ヨーロッパの国々に対しては共通通貨の流通を見合わせている。数年前に加盟したポーランドとチェコとかはもうそろそろユーロになるのかな?イギリスでは相変わらずポンドだけど、デンマークももともとの通貨を使っている。国民投票をして自国の通貨をユーロにすることを拒否したらしい。ドイツも国民的にはそうしたかったんだって。でも政治家がそれを知っていたので国民の声を無視して強行したらしい。「政治家はその時代どうやって自分の名前を残すかが重要なんだよ。カス」とダンナ。

ということで、今月に入ってからブルガリア・ルーマニア人が「イタリアで合法的に働ける」ということで、バスや電車で大勢イタリアに押しかけているという。ドイツやフランスなど他の国々は、前回ポーランド・チェコ人が職を求めて大勢押しかけてきて懲りたので、予め「住んでもいいけど働けない」という法律を作っておいたらしい。イタリアはそれを忘しまったとか。ドイツでは東ヨーロッパの人たちは安く使うことができる。今でもそうだけど、その当時も失業者が多く、そこに安く使える労働者がたくさん押しかけてきてますます人があぶれてしまったらしい。でも農家の人たちは大助かりらしい。合法的にポーランド人(チェコ人もかな?)が使えるということで。春になるとドイツでは白アスパラガスの出荷が始まる。この時期の白アスパラは高くていい値で取引されるので、農家にとっては稼ぎ時。白アスパラの収穫にはポーランド人が欠かせない。自給が安すぎるのと重労働でドイツ人が働きたがらないから。白アスパラは畑に畝を作って盛り土で日が当たらないように植えられ、穴を掘って収穫してはまた埋め戻しの作業で腰にきそう。確か、自給がものすごく安かった。2ユーロ?「ドイツ人もやればいいじゃん。ぷらぷらしてるよりはいいじゃん」とダンナに言うと、「2ヶ月この自給で働いてみろよ。この給料が失業手当の基準になるんだよ。こんなんじゃ誰も働かないよ」という。こんなんで失業手当もらえるのもすごいけど、確かにこれじゃ生活できない。役所としても失業者を少なくしようと、農家が提示する自給(ドイツ人の場合は2ユーロじゃないと思う)+役所が補填、という形で募集したけど、あまり効果がなかったらしい。

あまりピンとこなかったけど、ブルガリアとルーマニアは貧しい国だという。「ブルガリア?ルーマニア?あそこには何もないよ。ただ貧しいだけだよ」と、ダンナ。「あそうそう、ここでの偽札のほとんどはブルガリアで作られるんだよ」とちょっとまめ知識。ブルガリアは旧東ドイツの頃は「家族」で休暇を過ごす定番の場所だった。西側に渡ってしまった家族とここで落ち合って過ごすという。確かハンガリーも?ダンナが若かりし頃、2週間ほどブルガリアに滞在したことがある。
「ペンションの朝食はパン、バター、ジャム、牛乳だけ。夜は鶏肉がついたけど。街の肉屋を覗いたけど、鳥が2、3羽吊るされてただけだったよ」
と当時を振り返ってくれた。3年前に聞いた話では「ルーマニアは貧しくて高速道路がないの」とルーマニアの子が言っていた。ブルガリアにも高速はないらしい。ヨーロッパと「貧しい」というイメージはなかなか結びつかないものだけど、ドイツとチェコの国境の町にドライブに行った時、「ここはスラム?」というくらい荒んでいたので、イメージは変わりつつあるけど。トルコはEU加盟を熱望している。トルコは既にEUとなっているハンガリー、ブルガリア、ルーマニアよりは豊かな国らしい。でも、女性の人権問題なんかでなかなか難しい。ドイツでもトルコのイスラム的な考え方を嫌って西欧的な価値観をもった女性が家族(兄弟・父親とかおじさん)に殺されたりしている。宗教に基づく伝統・風習・価値観をかえることは難しいけど・・・・・イスラム的な価値観を受け入れるのも難しいだろうな。

2007-01-25

雪が降った

ヨーロッパ全土で昨日は雪だった。久しぶりの雪であわてたのか、事故が続出しもよう。幸い私の地域はそれほど降らなかった。「雪が降ってるね」とダンナに言うと、「そんなの3Kümellnだ」という。意味は「芥子粒ほど」ぐらいになるんだろうか。「Kümelln」というのはキャラウェーの実。ソーセージ、ジャーマンポテト、ハックペーター(ドイツ版ユッケ)、パンあどいろいろに使われている香辛料。今回の雪は地肌が見える程度の積り具合だった。今年はウィンタースポーツを見ても競技場・コースを除いては雪が積もってなくて淋しい感じ。この雪で多少はウィンタースポーツらしい景観がたもてるだろうけど、来週からまたちょっと暖かくなるらしい。オーストリアのスキー教室でインストラクターをしている友人は商売上がったりだろうか?

暖冬で冬物衣料の売れ行きが芳しくないらしい。確か、12月の時点でダウンのコートが半額以上値下げになっていた。冬物のセールはまだ続いてるけど、またどんどん安くなるんだろうか?この間義姉から「日本では暖冬で車えびが不漁」と魚介類大好きなアニキ夫婦の嘆きのメールをもらった。そうか・・・そんな影響もあるのか。車えび食べたい・・・・・。海の幸に関してはドイツではあまり聞くことがないというか関心ないだろうな。暖冬で来夏の蚊とダニが増殖するかも、というニュースをやっていた。ダニは特に南ドイツでは非常に関心が高い話題らしい。毒蛇に噛まれたくらい大騒ぎして病院に駆け込むらしい。そんなにも性質の悪いダニが棲息しているのだろうか?「俺にはもう十分だけど、自然はもっと寒さを必要としてる」とダンナ。いろいろなサイクルを考えると、冬は冬らしくあるべきなんだね。

2007-01-21

ドイツポスト

先週、実家にドイツから小包を送った。以前、友人宛に送ったこともあるんだけど、着いたのは1ヶ月以上もたってから、ちゃんと航空便といってお願いしたのに。これは船便並みの遅さだった。この時はその辺にあったダンボールで梱包して、あまりでかくないようにして送った。Myダンボールがいけなかったんだろうか?ドイツポストの梱包キットを使えという無言の圧力なのかしらといろいろと妄想を膨らませていた。ドイツ人が集う掲示板で「小さい荷物は割と後に回されやすい」というのを読んだことがある。これか?とも思ったけど、船便並じゃ後に回されすぎだろう。今では窓口のおばちゃんが「LUFTPOST(航空便)」というシールを貼り忘れたのかもしれないという結論に達した。


ということで、今回はドイツポストの梱包キットをわざわざ買って送ってみた。すると・・・・・先日の金曜日、約1週間で届いた模様。すばらしい!!!梱包キットの威力なのだろうか?でもおばちゃんが航空便のシールを貼るまで見てたので、ちゃんと仕事をしただけなのかもしれない。ドイツでの小包料金はかなり大雑把。Päckchen(小型小包)は2㌔までなんだけど、1㌔だろうが2㌔だろうが料金は一緒。これを数グラム超えただけで、5㌔までの値段に跳ね上がる。なので慎重に荷を作らなければならない。その点日本のは50㌘単位で値段が設定されている。あと航空便と同じ航空便でも2つの選択肢があって、SAL便というのがある。以前にも書いたけど、飛行機の空きがあるときに一緒に発送するという博打的な要素満点なシステムだけど、10-14日くらいで着いてしまう。ドイツにもあったけど、数年前に止めてしまったらしい。なので、選択肢は航空便と船便だけ。2㌔にこだわるのは一番手ごろな値段で、それ以上だと躊躇してしまうというだけなんだけど。


ドイツポストの梱包キットには予め航空料金が含まれているものがあるPluspäckchenというのがある。これについてる箱はほんの少し小さめだけど、2㌔ぐらいだったら十分という感じ。今気がついたけど、郵便局のおばちゃんは箱の値段を多くボッタよ・・・・。ちゃんと値段くらい覚えとけばいいにのに。いや、これはきっと2㌔だったらPluspäckchenを最初っから買えというおばちゃんからのメッセージなのかもしれない。それにこれだったら絶対航空便だし・・・。こんな風にして自分のミスを減らす方向に持ってってるのかもしれない。さすがドイツポスト・・・・。

2007-01-19

すごい大風

昨日はヨーロッパ全土ですごい大風だった。水曜日の夜にダンナが「木曜日は1日中大風だってよ。Orkanだよ」。このOrkanというのは大風という意味なんだけど、いつも「オカーン」と聞こえてしまい、お母さんを連想してしまう。日中はそれほどでもなかったんだけど、夕方ごろから雨風がひどく雷も時々聞こえた。生ぬるくないカラッとした台風という感じ。ニュースによると、夕方ごろから鉄道・飛行機が運行を中止して、高速道路は閉鎖されてしまったらしい。飛行機は着陸できずにもう安全圏のルクセンブルクとかに着陸したらしい。鉄道も「多分明日の8時くらいには運航を開始できるかも」といっていた。駅で足止めをくらっている人とかがテレビに映ってるのをみて、その混乱に身を置きたくなってしまった。ちょっとうらやましかったりする。私は台風の日に川の増水をこの目で確認してみたい人だったりする。

風速は時速200kmだったとか。「それじゃはやくどっかいっちゃうね」と冗談を言ってたら、第2弾が夜中にやってくるらしい。夜中にやってきたのもものすごかった。それほど高くない3階建てのアパートで揺れを感じた。ゴーゴーと一晩中うなっていたけど朝にはすっかりおとなしくなってしまった。

昨日の時点でドイツで6人も亡くなったらしい。ヨーロッパ各地の様子を見たけど、車に木が倒れてめちゃくちゃになったり、鉄塔みたいのが建物に倒れかかってたり、倒木で道路が塞がってたり。こんな強風に強風だからこそ海岸にわざわざ散歩に出かけてる人もいた。こういう人はどこにでもいるものだ。幸いうちの村では大きな被害はなかったみたい。ご近所では風で落ちた枝や松の葉を集めてきれいにしていた。今日も少し風が強かったけど、自転車がこげないほどじゃなかったので出かけることに。お買い物道は大風で荒れ果てていた。入り口付近で木に引っかかっている海パンらしきものを発見。水曜日には見かけなかったので、この大風で飛ばされたんだろうな。こんな日に限って重いものばかりを買ってしまう。行きはつらかったけど帰りはそれほどでもないはず・・・と期待してたけどそんなことはなかった。家に帰って汗だくだった。去年といい今年といい風が強い日が多い。きっと今年は太らなくていいかもしれない・・・・。

ドイツの被害状況が見れます(Fotogalarie)
http://www.bild.t-online.de/BTO/news/2007/01/19/orkan-kyrill/orkan-europa-zerstoerung.html
なんかもうガクブルです・・・・。

2007-01-14

お金を拾う

昨日ダンナと買い物に行ったときのこと。カートを使おうと入り口近くにあるカート置き場に向かうと、いつもなら「そんなに買い物するの?」と、私がいつもムダ買いをしているかのようなことを言うんだけど、この日は何の一言もなかった。ダンナのほうを見ると靴ヒモを直しているようだった。かまわずスーパーに入っていくと、ダンナが追いついてきた。なんかご機嫌だった。「5ユーロ拾っちゃった」と小声で言う。最近ラッキーじゃん・・・・。この間、タバコが切れて「村の自販機はまだカード無しでいける」と変な確信を持っておじさんところにあるタバコの自販機にチャレンジ。「年齢確認が必要です」とか自販機に表示が出た。悪態をつきながら返金ボタンを押すと、前の人が1ユーロをとり忘れたらしい。「得しちゃった」とたばこ銭のたしにした。去年も自転車でダンナと郵便局に行く道すがら5ユーロ紙幣を拾ってる、しかも自転車こぎながら見つけてるし。けっこう小銭拾ってんじゃん。

アニキは去年の銀行で1万円を見つけたので、銀行の人に渡したらしい。でもこのお金は「半年たって持ち主が現れなかったら・・・・」というののはなく、銀行のものになるらしい。それとも、銀行内で拾われたお金は届けた時点で銀行のものになるのかな?このアニキの話をして「ドイツはどうよ?」ダンナに聞いてみた。「銀行でお金拾ったらどうなるかは知らないけど、みんなそのままポケットに突っ込んでるよ」という。因みにドイツでも半年たって持ち主が現れなかったら拾った人のものになるらしい。「じゃぁ、いくらくらいだったら届けるのよ」と聞いてみる。
「100ユーロまではそのままポケットに入れるね。あんまり大金だと盗まれた可能性が高いし、へたしたら札番控えられてるかもしれないじゃん。犯罪に巻き込まれる可能性もあるし」という。「5ユーロ、10ユーロ落としたからってわざわざ警察に届けるやつなんていないよ。なくなっても気づかないだろうしね。だから、みんな拾ったらそのままだよ」と持論を聞かされる。・・・・・そうかもしれないね。ユーロは紙幣の数が多い。5、10、20、50、100、200、500ユーロとある。100ユーロ以上は札で持ち歩くことはあまりないだろうし、落としたら警察行くだろうな。日本だと1000、2000、5000、10000円で、この桁数が罪悪感を誘う。日本銀行はよく考えているのかもしれない。

修正:「1月から始まったこと」の記事で「銀行に行ってカードに自分の年齢を入力する」とか書いたけど、これは銀行に行って新しくカードを作ってもらうらしい。「1月からこのカードで買える人間なんていねーよ」と1月4日にはおじさんとこの自販機がこのシステムが既に稼動していることに腹を立てダンナが言ってた。

2007-01-12

ドイツの質屋

ドイツのドキュメント番組は面白い。社会問題やら外国の生活習慣、そこに暮らすドイツ人やら外国人などなど。今回は「質屋に訪れる人々」というか「働く質屋」というのをやっていた。ドイツ語で質屋にあたるのは「Leihhaus」または「Pfandhaus」という。最初から見てなかったのが残念だったけど、なかなか興味深かった。どんな人が質入してくるのかというと、即金が必要な人。例えば、「失業してて今月の電気代を払わなくちゃならないので・・・・」という若者。質入したものはPS2。getしたお金は60ユーロ。「わりといいお金じゃない?」と相場は知らないけど、中古品で60ユーロというのはいい感じがした。中古屋だったらもっと安くたたかれるんじゃ?次はダイアの指輪を入れに来た人。この人はこのお金でロンドンに旅行に行くんだと。従業員を抱えている大工さん。施主からの支払いが滞っているので、自分が集めている金ぴかの時計を質草に。「これで従業員に給料支払える」とか。切羽詰っている人もいるけど、なんかユルイ気がする。質入期間は4ヶ月ぐらいで、ここに来る人の7%がそのまま流してしまうという。ここの「馴染」というおじさんが自分が質草にしたMP3プレーヤーを引き取りに来た。「ここの職員の人とは家族みたいなもんでね・・・・また2、3週間後ぐらいに来るよ」と言って帰っていった。あと普段自分が使わないような貴金属を質草にして、数ヵ月後お金と引き換えに持って帰る人もいた。利子とかどうなんだろ?審査とかも必要なく自分のもので手軽にお金を借りることができるからだろうか?「たとえば、生活保護を受けていてそのお金じゃ旅行にいけないけど、ここでお金を借りてちょっとした旅行資金のたしにできるじゃん」とダンナは言う。そういう使い方もあるのか・・・・。質流れ品はオークションにかけられる。業者だけなのか個人も参加できるのか分からないけど。


「どうせなら、リサイクル屋にでも売っちゃえばいいのに。お金だけだったら」というと、「売っちゃったらそれで終わりだし。品物は戻ってこない。一時的ならやっぱり質屋なんじゃない?」わりと思い出深いものとか入れてた人いたしな。いつも使っているカメラを質草にして、お金を返して受け取っていたおばあちゃんもいた。でもここに来る人はまだ大丈夫な人たちなんだろうな。

2007-01-10

暖冬のちょっとした影響

クリスマスのお飾りは日本でいう「松の内」ぐらいまで飾られるという。先週の土曜日が3人の賢者(王様?)がキリストをお見舞いに来た日なので、それまでは「クリスマス」なんだろうな。うちのアパートも「なんとなくパッとしないなぁ」と思っていたら、家々のドアに飾られていたクリスマスのツリーがはずされていたからだ。

今年は暖冬。ほんとうに暖かいと思う。去年なんか手袋を2重にしてないと手がかじんで自転車に乗れなかったし。寒くて本気で涙目になっていた。話によると、来週いっぱいまで暖かな状態が続くという。「本格的に寒くなんないと困るんだよ」とダンナ。「あったかでいいじゃん」というと、このままの状態が続くと湖や池に産みつけられた蚊の卵がたくさん孵ってしまい、夏には蚊が大量に発生するという。近くの池は毎年凍っていた。小さい子供をつれた若いお母さんが散歩なのか、氷の上を子供と歩いていたりする(でも、それは危険な気がする)。それぐらい厚く氷が張っていたのだけど、今年は今のところ最高でそこを餌場にしているサギが歩ける程度だったかな。それなりに寒さというのは必要なのですね。

*まゆみちゃん*
久しぶり。オーストラリアでの風変わりな初詣、相変わらずだね。異国の地で毎年紅白を見れるというのは素晴らしいね。年末には紅白というのはもう気にならないけど、日曜日になるとふと「サザエさん・・・・」というのは時々あるね。ことしも素晴らしい出会いがあるといいね。
それはそうと、最近ブログが読めないね。なんかあった?

2007-01-09

きのう(BlogPet)

きのう、ここまで仕事した?
hatokoのいとことかお祝いしないです。
hatokoと雰囲気電話したよ♪
ここに休みっぽいスパークするはずだった。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「mieze」が書きました。

2007-01-08

運のいいダンナ

ダンナが靴を見る、というので土曜日に一緒に買い物に出掛ける。わりと中途半端な時間に出たんだけど、ショッピングセンターには家族連れでごった返していた。私の用事がメインで出かけるときは、ダンナは適当な家族を見つけてヲチしてる。でかいスパー(WalMartとかrealとか)なんかだと痴話げんかが高確率でヲチできるという。奥さんにさんざん連れまわされた挙句ダンナが切れるパターンが多いらしい。時には飽きて疲れた子供も加わって面白いという。小さなショップだと痴話げんかも目だってしまうのか、もう学習しているのか、お店の外(通路とか)で男たちは女たちを待っている。ダンナはそれもヲチの対象にしていて、「みんなつまんなさそうで生気のない顔をしている」という観察結果を出している。

ショッピングセンターには靴屋が数店舗入っているので、とりあえずいろいろと見て歩く。今回探している靴は雪の日に備えてのもの。去年1日くらいしか降ってないけど、これから多分降るかもしれない、ドイツだし。ダンナは2軒目で飽きてしまう。根性のないヤツだ。ここで値札から50%引きというのを見つけたというのもある。確かに魅力的な要素ではあるけど、他をもう少し当たればいいのにと思ったりする。
「まぁ、いいや。ダンナがいいというんだし(はくのはダンナだし)」
と、レジに人がわりと並んでいたので店の外でダンナを待つ。辺りを見てみると椅子に座って待っている男の人多いなぁ、と観察しつつ、「ダンナくんの遅くね?」と、レジのダンナを見ると、後ろに並んでるおばちゃんの会計を先にしている。「実は右足が2足入ってたとか・・・・」とダンナのトコにいってみた。ダンナは別に不機嫌そうでもなく普通に待っていた。ダンナの靴の会計が始まって「箱はいらないんでしたね」と袋に詰めて、店員の人も普通の対応だった。お店を出て「なんかあったの?」と聞くと、この靴は1時から3時までのタイムセールだったらしい。そんな表示見なかったけど、そうだったらしい。でも時間がもう過ぎているので、このセールは終わりだという。「でもね、まだ3時過ぎてないじゃん。過ぎてないんだから、値引きされた値段で買う権利はあるよね」という。まぁ、そりゃそうだ。実は奥にあるメインレジの時計が進んでいて、店員がそれに気づかなかったらしい。「俺は勝った」と機嫌がよかった。機嫌がいいのでそのままでかいスーパーに付き合ってもらう。自転車のランプの球を見てもらう。ボルト数がちょっと小さくて合わないけど、「ソケットの形が似てるし。へーき」とあまり説得力ないけどそれを買うことに。それとこの前見つけたクッキーのカンカンに入った6客分のカップを見に食器売り場に。その時買うかどうか迷っていて、「次回来るときにあったら買う」と決めていたので、気分がよさそうなうちに食器売り場に連れて行く。セール品だし、最後の2つで、そのうち1つはカンカンが開けられ(カンカンも歪んでて)、カップの1つは縁が割れてて(それでももちろんドイツでは売る)というものだったのであまり期待してなかったんだけど、残ってた。ダンナがなんと言おうと買うつもりだったけど、一応「どうよ?」と聞いてみる。「いいんじゃない?カップじゃなくてこのだけカンカンが欲しいというんじゃないよね」と冗談を言ってくれたが、なかなか鋭く、私をよく知っているじゃないか、と感心しつつ「かわいらしいカップだし。素敵だよね」と能書きを手短に済ませてレジに向かう。

「本屋に行く」というので本屋に行く。ダンナはここ数週間前にお気に入りの作家の本を読み返していて、年末ににこの作者の新刊を買ってきた。ジョン・グリシャムという人で私にも奨めてて、一昨年の里帰りの際にダンナお薦めの「法律事務所」を買った。3センチくらいの厚い文庫本で読むのかったるいと思ったけど、わりとすらすら読めた。映画にもなっていて、ドイツでここ数年で3回はテレビでやっていたというのもあるんだけど。今回はちょっと古い作品だという。小さな本屋なのであるかどうか定かではないけど、お目当ての本を発見して「今日は運がいい」とちょっと悦にはいる。ダンナはいつも「俺はいつも運に見放されている」とよく言う。まぁ、みんなが早めに家に帰れる時に自分だけそのメンツに入れなかったり、気に入らない同僚と仕事組まされたりと、ちっぽけなことなんだけど。ささやかなことで気分をよくして私もうれしいよ。始終機嫌よく連れ回してもぶーたれなかったし。今日は買い物日和だった・・・・。


Tasse.jpg
この日買ったカップセット
どことなくクリスマス臭いので安くゲットできたと思われる
夏でもいつでも使うよ

2007-01-04

お店はちょっぴり春らしい

久しぶりに近くのショッピングセンターに行ってみた。自転車で行けるのでわりと便利。でも冬は寒くて行く気が失せてしまう。今年の冬は暖かい。気温も10-15度とこの時期としては考えられないくらい暖か。ここ数日ちょっと風が強いのが難ですが・・・・。

お店はクリスマス臭いのものは売れてしまったのか、片付けたのかほとんど見当たらない。お花屋さんでは黄緑とピンクの春らしいディスプレイで早くもイースター臭い。でかいスパーではサンタチョコは半額で売られ、もうイースターぽいチョコを売っている。イースターぽいというのは、ブタ、四葉のクローバー、馬蹄、テントウムシなどを模ったもの。ドイツでは幸運をもたらすといわれている。イースターの前にはカーニバルがある。カーニバルの仮装グッズが売られていた。今年のカーニバルは1月27日からのスタートらしいから、妥当かな。最後の日曜日は子供たちのカーニバルでおじさんところでも毎年開かれる。

Buddah.jpg



ビビットな大仏を発見。このほかにショッキングピンクとオレンジもあった。大仏好きにはたまらないカラーバリエーションかもしれない。1年を通して飾れるし。

2007-01-03

1月から始まったこと

1月から消費税が上がる。今までは16%だったのが19%に。なんだか中途半端な数字だけど。食料品に関しては今までどおり7%。牛乳は7%の消費税だけど、コーラ、ビール、水は19%になる。水ぐらいは・・・・と思うけど、水道水があるんだからということなのかな。昨日ダンナが飲み物を買いに出かけたら、牛乳を10カートン買っていた人がいたとか。牛乳も値上げされるんだろうか?それともお得感があるからだろうか?普段からニュースに疎いので消費税の噂を聞いてから施行までの期間が短く感じられる・・・やっぱり疎すぎるんだろうな。一昨年ぐらいからものが高くなったなと思ってはいたんだけど。

この消費税、何に当てられるんだろう?数年前からドイツではお医者にかかる時は3ヶ月ごとに10ユーロ払うことになっている。以前は保健カードを持ってればおさいふを持たずにお医者にかかれたのに、保健の範囲内であればだけど。この制度が始まった頃は患者から医者からかなり評判が悪かった。患者から言わせれば「え、病院でお金払うの?」だし、病院では今までお金のやり取りがなかったので、「経理とか管理とか余計な経費を強いられる」、というので一時期廃止になるとかならないとかがあったけど、今でも続いているので落ち着いたらしい(ちっ)。今までの税収ではやりくりできなくなってるんだろうな。


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ドイツの自販機
たいてい落書きされている


あと、自販機でのタバコの買い方が変わってしまうらしい。ドイツは日本ほど自販機天国ではない。よく見かけるものはタバコとコンドーム。コンドームは駅のトイレや飲食店(おしゃれな感じなところ)なんかに置いてある。多分男子トイレにも設置されてると思う。そういや日本でも見かけたことがある。学生に頃住んでた街で「幸せ家族計画」とかいうの。タバコの自販機はうちの村でここから半径1km圏内で3台くらいかな。わりと少ない。しかもおつりがでない。使える硬貨は1、2ユーロか50セント。例えば、1.40ユーロのタバコを買う時は、1.50ユーロで買う。多く払った10セントはタバコにテープで止められてでてくる。なので、ダンナの小銭は時々テープの糊でねちねちしている。今月から銀行のカード(あとキャッシュカードも?)で年齢を確認してからそのままカードか硬貨を入れてタバコを買うことになるらしい。なので、まずは銀行に行って自分の年齢をカードのチップに入力しないといけない。ダンナは「もう長いこと買ってんだからあの自販機は俺の歳を知ってんだよ。そんなのめんどくさいから、キオスクかガソリンスタンドで買うことにする」といっている。こういう人が続出して自販機での販売も減るかな?ドイツでも喫煙者の低年齢化が進んでる。16歳からタバコを吸っていいんだけど、どうせなら一緒に年齢も引き上げればいいのに。税収が減っちゃうか。タバコの税はタバコで病気になる医療費にあてられるらしい。対面方式での販売じゃ親からタバコをくすねる子供が増えるかも。

2007-01-01

ドイツの元旦

昨日はダンナと夜の11時におじさんところに行ってきた。もう夕方4時ごろからみんな待ちきれないのか、花火をあげてたりしていた。近所ではパーティー用のテントを張ってスタンバっていた。グリルのなんかも設置していたのでけっこう本格的と思われる。ここの家がもう8時ごろから花火をあげ始めた、かなりでかいのを。12時ちょうどには一体どんな花火をあげるんだろうとちょっと興味があったけど、おじさんとこに行ってしまったのでわからない。「冬に花火かぁ。なんで夏にやんないんだろう」とふと考えた。夏は夜の10時近くまで明るかったりする。本格的に暗くなるまで待ったら夜中になってしまう。きっと夜の時間が短すぎてあんまりはやらないんだろうな。イベントもなしに「花火だけを楽しむ」という習慣もないのかもしれない。線香花火は素敵だと思うんだけど、あんまり受けないだろうな。

大晦日にはチケット制のパーティーが開かれる。いく年2006年12月31日、くる年2007年1月1日になる瞬間をみんなでお祝いをする。それまで雰囲気を盛り上げて飲んだり歌ったり踊ったり。ここには村の知り合いがみんなやって来る。ダンナのパソコン友達も奥さんと毎年ここで新年を迎える。キッチンではこの日仕事をしていた人数分+うちらの分のシャンパングラスが用意された。「今日誰か赤いパンツ(下着の方)はいてる?この瞬間に赤いパンツはいてると幸運がやってくるのよ」とダンナのいとこの嫁マニューが言っていた。「今から家にいって履き替えてくれば?」とおばさんのシルビアにすすめられたけど、「赤いパンツ持ってない」というと「私も」と笑っていた。「12時になるから」とみんなでキッチンに行ってその瞬間をお祝いする。みんなで乾杯し、「おめでとう」といいながらハグし合う。おじさんとおばさんはちょっと軽くキスしてた。ダンナ曰くものすごく珍しいことらしい。いとこ夫婦はキッチンですれ違うたびにチュッチュッしてる。おじさん夫婦はこのいとことは5歳くらいしか違わないんだけど。ドイツではシャンパンを「ゼクト」という。シャンパンはシャンパーニュー地方のものだけしか名乗っちゃいけないというようなことを聞いたことがある。日本でもシャンパンっていわないんだっけ?今回みんなで飲んだのは「シャンパン」の方らしい。いとこが「シャンパンとゼクトの違いが分からない」と言っていた。もしかしたら、フランスとドイツのスパークリングワインは同じものじゃないのかもしれない。


レストラン前の広場ではパーティーのお客さんが花火を持ち寄って30分くらい上げてた。「見に行こうよ」とダンナを引っ張り出すんだけど、5分くらいで引き上げてしまった。ダンナは全く興味がないようだ。10分くらいすると義父がやってきた。義母とお祝いをした後、レストランまでの道のり近所の人に挨拶をしながら自転車で毎年やってくる。おじさんとこに来ればたいがいの村の知り合いに挨拶することができる。義父が来た後、おじさんとこに義母から新年の電話がかかってきた。「みんないるから来ればいいじゃん」と電話に出たおばさんがいう。毎年新年の瞬間を一緒にお祝いしようと誘われている義母は「今年は行くよ」と言いながら来たとこがないらしい。今年は重い腰をあげてやって来た。みんなが「めずらしい・・・・」と一族で驚いてた。義母は1時半くらいまでみんなとおしゃべりをして帰って、うちらもキッチン・ドリンクのちょっとした手伝いをしながら3時に引き上げる。そのあともお客さんは相変わらず飲んでいた・・・・。


ドイツの元旦も祝日でお休みだけど、それは明け方まで騒ぎまくって次の日はつかいものにならないからなんだろうなと思ったりする。

ということで

あけましておめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願いいたします



こちらのブロクに移りました。特に理由はないのですが、ネットをウロウロしているうちに偶然見つけました。テンプレ(背景)が豊富というのをいじっているうちに知りました。素敵なのがたくさんあります。
使い勝手ですが、本文書くのもワード使いの方なら親しみがあるかもです、ってどうでもいいんですが・・・・。いろいろと便利&すてき機能がついてます。